日本の行刑・矯正の歴史を伝える重要文化財を、奈良の未来を照らす観光資源に。

明治41年に竣工され、100年以上に渡り重要な役割を担ってきた奈良少年刑務所(旧奈良監獄)。かつて明治の五大監獄と謳われ、重要文化財にも指定されているこの刑務所も、施設の老朽化に伴い、2017年、歴史に幕を下ろすこととなりました。

そのような背景を受け、法務省は、貴重な文化遺産を「歴史的建造物の保存」と「観光資源としての活用」という観点から、民間の力を使って利活用していくことを決定。

民間の事業者を選定するためのコンペディションが、2017年に開催されました。

この日本初の試みを実現させるべく、セイタロウデザインも、ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社を事業主とした、8社のコンソーシアムのメンバーとしてコンペディションに参加。ホテルやレストラン、史料館、天然温泉などを備えた「文化的複合施設」として奈良少年刑務所を活用していくというコンセプトの立案、プラン計画、基本設計、内装計画等を担当し、優先交渉権を獲得しました。