「織物」と「塗物」という二つの日本の誇りを融合した、日本らしさを全面に出した世界観づくり。
株式会社ピカコーポレーションは、業務用はしご・脚立・作業台の開発・製造・販売を行い、売上高国内トップシェアを誇っています。同社が海外展開を強化するにあたり、海外の展示会で自社の技術力やブランドを訴求するための海外ブランディング施策を依頼されました。
そこで、海外の展示会で販売するためのコンセプトモデル開発(アートピースとしてのプロダクト開発)を軸に、展示会で展開・上映するためのブランドコンテンツとしてのキービジュアル、コンセプトムービー、WEBサイト(英語版)の制作を手がけました。
庭師や大工の現場といったプロの現場、そして家庭で日常的に使われる脚立を、アート作品に昇華させるため、プロダクトデザインは豊かな自然にあふれた日本で長い年月を経て培われてきた「織物」と「塗物」という二つの技術を融合させることをコンセプトに設計。最先端技術の結晶である織物としてのカーボンと、生活に根ざしながら発展してきた伝統技術である漆塗り、二つの日本の誇りを融合し、「SHIKI(式)」と名付けました。
カーボン製の脚立は、工業デザインを手がけるRDSの高い技術によって最上級のドライカーボン製品として制作。その上に、奥州藤原氏ゆかりの漆器の技を受け継ぐ秀衡塗専門店「翁知屋」の四代目・佐々木 優弥氏と各工程の職人によって、手作業で漆塗りを施しています。
コンセプトムービーは、カーボン(=Textile)と漆(=Lacquier)の融合をコンテンポラリーダンサーや墨、中尊寺の竹林を中心とした日本の情緒的な風景などを使って表現し、最後に商品を中心に竹林が広がっていくキービジュアルに落とし込みました。










